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日本電子治療器学会のあゆみ

創設者の理念

伊藤賢治創設者 伊藤賢治

一般財団法人 日本電子治療器学会は、1955年(昭和30年)に日本の電子治療の父・伊藤賢治が創設した「日本人体放射線協会」をその前身とします。
伊藤賢治は戦前より「医療は医者だけのものではない。『自分の健康は自分で守る』という考えが必要である。そのためには、体の仕組みや働き、病気の原因などを知るとともに、健康自衛の方法を学ばなければならない」と主張しました。昭和10年代に家庭用の超短波治療器「自の魂」を開発し、家庭への電子治療の普及を図ったこともその考えの現れでした。

わが国の健康政策に『自分の健康は自分で守る』という考え方が出てきたのは、成人病(生活習慣病)対策が必要になった、比較的最近のことです。したがって、戦前から健康自衛の必要性を説いていた伊藤賢治の主張は、当時としては画期的なことでした。

財団集合日本人体放射線協会時代の第1回講習会出席者

また、戦後になると「健康づくりの必要性を”人”から人へ、”体”験を通じて”波”のように伝えていきたい」との趣旨から、「人体波」運動と名付けた健康自衛運動を展開。この運動の基本となるものが「教育」と「出版」と考え、全国各地で「電子治療講座」を開催することとなりました。以来、現在に至るまで、実に3万8千人以上もの方が電子治療講座を受講されています。

電子治療講座現在の電子治療講座の様子

当初は電子治療を普及する人や電子治療を生業とする人、難病の方の受講が多く、ご自分の健康管理のために受講する方は少数でした。しかし近年では、健康自衛のため、医者任せにせず自分の健康は自分で守りたい、病気の予防をしたいという方が多く受講されるようになりました。創設者・伊藤賢治の描いた理念は、電子治療講座を通じ、「健康の輪」として着実に広がっているのです。

沿革

前史 創設者 伊藤賢治、戦前より医科用診断器・治療器を開発するとともに、各種図書を出版。家庭用超短波治療器を開発し、家庭への普及を図る。
戦後間もなく、定例的に学術発表会を開催し、普及活動を開始する。
1955年(昭和30年) 伊藤賢治、日本人体放射線協会を創設。会長に就任。
この頃より教育活動(後に電子治療講座へと発展)を開始する。
1965年(昭和40年) 日本人体放射線協会を日本電子治療器学会と改称。
1973年(昭和48年) 厚生大臣より財団法人として認可される。
伊藤強一郎が会長に就任。
1982年(昭和57年) この頃より毎年のように薬事功労者厚生大臣表彰者を輩出。
1992年(平成4年) 伊藤靖宏が会長に就任。
2002年(平成14年) 財団法人を返上し、日本電子治療器学会として再出発。
理事長に近藤高志就任。
2005年(平成17年) 創立50周年を迎える。
2006年(平成18年) 電子治療講座、開催数850回を突破。受講者数が延べ3万5千人を超える。
2012年(平成24年) 一般財団法人へ移行。教育活動の更なる充実化を図る。
2015年(平成27年) 創立60周年を迎える。
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